効率を重視した会議

会議参加者のコンセンサス

外資系企業では会議の効率化を図るため、司会者にファシリテート能力が求められます。これは会議の司会や段取り、時間管理を含めた総合能力を意味します。会議の理想は議論の短さと理解の深さ、そして全員が納得することです。司会者はファシリテーターとして、少しでもこの理想に近づけようと努めます。外資系には有能なファシリテーターが揃っており、それが高いレベルの会議実現に一役買っています。加えて、会議に参加する社員全員の意識も高いので、短時間で効率的な会議が行われています。日本企業では結論を出すまでに長時間会議しますが、外資系では先ず時間厳守です。たとえ結論に至らなくても時間が来れば、ファシリテーターは会議を打ち切ってしまいます。また、時間が限られているというコンセンサスがあるからこそ、集中して取り組めるのだと言えます。

議論のための議論にはならない

外資系企業の会議では、限られた時間で効率よく議論するため、用意される資料は全てデジタル化されています。最近でこそ日本企業も会議へのパソコンの持込が当たり前になりましたが、それらは全て外資系の後追いです。提出された資料がスピーディーに読み解かれ、質疑応答なども迅速に行われます。情報のやり取りの速さは、参加者の理解力を深めることにつながります。そして、外資系では幹部クラスも自由にパソコンを使いこなせるので、意思決定が早いのも特徴です。何より、外資系企業の社員は成果意識が高く、それは会議にも当てはまります。何らかの成果につながるものでなければ、意味が無いと考えられています。それゆえ、日本企業にありがちな、議論のための議論になることは殆どありません。外資系企業へ転職する際には、効率を重視した会議を理解しておく必要があります。